トップ睡眠 > 眠りの基礎知識〜ノンレム睡眠とレム睡眠〜
眠りの基礎知識〜ノンレム睡眠とレム睡眠〜

▼眠りの基礎知識〜ノンレム睡眠とレム睡眠

長い時間眠っていても、どうもよく寝た気がしない。逆に、短時間でも寝起きがすっきりしているといったことがあります。これは主に、ノンレム睡眠とレム睡眠による眠りの質の違いです。今回はみなさんがよく知っているこの2種類の眠りについてもう少し深く勉強してみましょう。

▽ノンレム睡眠

ノンレム睡眠は深い寝息で眠っている状態のことです。このとき脳は活動を低下させ、休息しています。大脳の活動度が低いほど眠りが深いとされ、熟睡状態つまりノンレム睡眠が深い状態のときは多少の物音では目が覚めません。脈拍、血圧、呼吸は安定していて、成長ホルモンの分泌や免疫増強作用なども体の中で働いています。

多少、睡眠時間が短くても深いノンレム睡眠がとれれば、脳は効率よく回復してくれます。逆に、深いノンレム睡眠がとれないと、いくら睡眠時間が長くてもよく眠った気がしません。「結構寝ているのに寝起きがいまいち」という人は、深いノンレム睡眠がとれていない可能性が高いのです。

▽レム睡眠

レム睡眠は浅く呼吸をして、眼球が活発に働いている状態のことをいいます。ちなみにレム(REM)とはRapid Eye Movement の略です。睡眠中枢の働きで筋肉の緊張がゆるみ、全身の力が抜けている状態です。しかし、脳は活発に動いていて交感神経は緊張状態にあります。夢を見るのはこのレム睡眠時です。レム睡眠は脳の「記憶情報処理」にも関わっていて、それが夢を見ることにもつながっていると考えられています。

▽ノンレム睡眠とレム睡眠の関係

現在では眠りはノンレム睡眠とレム睡眠がセットになり、おおよそ90分のサイクルを何回か繰り返していることがわかっています。そして、眠りは一晩のうち浅い第一段階から最も深い第四段階までを何度か繰り返していることがわかっています。一般的に90の倍数時間で目覚めるとよいといわれているはこのためです。

さらに最近の研究によると、ノンレム睡眠には体温を下げ、オーバーヒートしやすい脳を冷やす機能を、逆にレム睡眠には脳を温め、ノンレム睡眠による冷えすぎを防ぐ効果があるといわれています。ノンレム睡眠とレム睡眠が交互にくるのはこのためだと言われています。

ショートスリーパー、ロングスリーパー(1)>>

<<睡眠TOPへ
<<ストレス・ラボTOPへ