▼カフェインと睡眠の関係
コーヒーを飲むと眠れなくなると言われていますが、こうしたカフェインの知識はみなさん意外に詳しくはないようです。どうも寝付きが悪いという方は、カフェインの摂取の仕方を変えてみてください。そうです、知られた知識ではありますが、カフェインと睡眠には大きな関係があるのです。
▽カフェインの効果はどのくらい?
カフェインを摂ると眠くなくなるのは誰でも知っています。しかし、問題なのはカフェインをどのくらい前に摂ると眠くなくなるのかは意外に知られていないところです。
多くの人はカフェインについては、飲んでから1〜2時間くらいきき続けるものだと思っているようです。ところが現実には、カフェインの効果は、こうした常識よりもはるかに長い時間にわたって持続します。
▽カフェインの効果は5〜7時間
カフェインは摂取すると30分ほどで、効果が表れ始めます。そして飲んでから約3時間後には効果は最大になります。一方、効果が完全になくなるまでには、5〜7時間ほどかかります。
このように効果の持続時間は長いので、逆にいえば、就寝時間の5〜7時間ほど前になったら、カフェインの入った飲料は摂るべきではありません。少なくとも夕方の6時以降、できれば4時以降は、カフェインは摂るべきではないのです。残念ながら、よほど不眠症をしていない限り、これを実践している人はほとんどいません。
ただし、カフェインの代謝についてはかなりの個人差があります。人によってはカフェインを飲んでも、もっと早く代謝してしまいます。また、カフェインには、毎日摂っていると次第に効かなくなってくる性質があります。こうした方は、夜にカフェインを摂ってもよく眠れるのです。
▽カフェインはコーヒーだけではない
カフェインと聞くとすぐにコーヒーを連想してしまいそうですが、実際にはコーヒー以外にも紅茶、緑茶、ウーロン茶、コーラ、栄養ドリンク、総合ビタミン剤などにもカフェインは含まれます。
特に注意したいのが、栄養ドリンクや総合ビタミン剤です。これらはコーヒーの約半分くらいのカフェインが含まれており、1回につき約50ミリグラムのカフェインが含まれています。
睡眠に影響を与えるカフェイン量は150ミリグラム程度と言われています。ですから、通常なら問題はありません。ところが敏感な方なら、この程度のカフェインでも、寝付きが悪くなってしまいます。どうも寝付きが悪いという方は、今服用しているカフェイン量を調べてみてください。ひょっとしたら関係があるかもしれません。
