▼ストレスと病気-社会不安障害(1)-
身近な「心の病気」に社会不安障害があります。この病気は日本人に非常に多くみられる病気です克服すれば、必ず治る病気ですので、思い当たる人はしっかりと読んで、学んでください。
▽社会不安障害とは
社会不安障害とは「人前に出るとあがってしまう」病気のことです。
誰しも人前に出ると緊張するものですが、社会不安障害の人はその緊張の度合いがとても強いのです。そして、それが強いストレスとなります。
▽社会不安障害の例(1)
社会不安障害の人は自分のそのような心の不安を他人に気づかれまいと必死の努力をしていますので、その実数を把握することは困難です。しかし、たくさんの人が悩んでいるのは事実です。
社会不安障害の人は、たとえば、緊張してしまって会議で話すことができない、手が震えてしまい黒板に字が書けない、などの悩みを訴えます。
勤めている人の場合には会議を欠席するというわけにはいきません。そこで本人は苦痛を我慢して会議に出ることになります。患者の多くはこうした苦痛になんとか耐え忍び、その場その場を切り抜けてゆくのです。
▽社会不安障害の例(2)
また、電車に乗ったとき前の座席に座った人に自分が見られているのではないかと気になってしかたがない、自分は観察されているのではないかといたたまれなくなります。
そんなことで電車に乗ることができなくなり、自分で車を運転して通勤したり、近いところなら自転車で職場に通ったりします。
また、人と会食する席では緊張のあまり話をすることはおろか、箸やフォークを持つ手が震えて満足に食べることができません。会食に誘われるたびに、お腹の調子が悪いなどいろいろな理由をつけて断ることになります。
つまり、社会不安障害の人は、人前で失敗したらどうしよう、自分が他人から変な風に見られはしないか、という意識が強すぎて、自然なふるまいや会話ができなくなってしまっているのです。
